Sake Brew Master's blog

28歳 蔵元杜氏の日本酒ブログ

利き酒について

どうもB.Cです。 

最近、"利き酒が出来るようになりたいのですが、どうすればいいですか?"という質問を多く頂くので簡単に回答させていただきます。

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目次

 

 

 

 大切なこと

まず、一番大切なことは数をこなすことです。

悲しいことに利き酒の上達に裏技は存在しません。

しかし、利き酒は経験を積めば誰でもある程度は出来るようになります。

 

なぜお酒の味の違いが分からないのか。

それは、お酒の味の基準が出来ていないからです。 

我々人間は、赤ちゃんのころから様々なご飯や飲み物を味わうことによって甘味や酸味、塩味などの味の基準が出来ていきます。

例えばカルピスの原液を薄めて飲むとき、個人差はありますが好みの濃さ(甘さ)がありますよね。

その好みの濃さは自分の中に「甘味の基準」が存在しているため「濃い」「薄い」など判断することができるわけです。

 

しかし、お酒は大人になってから飲むことが許される飲み物ですので、食事やジュースなどに比べて圧倒的に味わう機会が少ないため、お酒の味の基準が出来ていないのです。

身体は大人でもお酒に関しては赤ちゃん舌なわけです。

ですから、まずはお酒に触れる機会を増やして自分の中のお酒の基準を作ることが大切です。

 

 

上達のコツ 

コツとしてはかなりベタですが、分かる人に聞くということがベストです。

なぜ我々業界人に利き酒が出来る人間が多いかというと、お酒に触れる機会が多いということもありますが、一番は利き酒が出来る人間が近くにいるということです。

感覚や感じ方は人それぞれ違うため、自分で掴むしかありません。

しかし、何もわからないところから自分で感覚を掴み、基準を作り上げるのにはかなりの時間を要します。

そこで、分かる人の感覚を言葉で共有することで味を理解し、基準を作り上げていくことが一番の近道になります。

その道のプロである地酒にこだわっている飲み屋のマスターや地酒専門店の店主やスタッフ、イベントに来ている酒蔵の人間などに聞いたお酒の特徴と自分の感覚をすり合わせて基準を作っていく・・・これが上達への一番の近道です。

何でも聞ける酒蔵の知り合いがいれば一番ベストですね(笑)

 

 

まとめ

 くどいようですが、お酒の味は飲んでいればそのうち分かるようになっていきます。

私自身、現在は清酒専門評価者(詳しくは一番下のリンクから)という利き酒のプロ免許を持っていますが、業界1年目2年目の時は利き酒なんて全くできず、酒の味もさっっっっっぱり分かりませんでした。

それが3年目くらいで自然と分かるようになってきて、多少勉強はしましたが資格を取得するまでに成長しました。

楽しんで飲んでいればお酒の味の違いは自然と分かるようになりますので、心配しないでも大丈夫です。

それに、お酒は楽しく飲むものですので、利き酒しようと思って頭で考えて飲んでも美味しさは半減してしまいますので注意してくださいね!

最後になりますが、本当に本当に上達したい人は当ブログやツイッターでコメント頂ければアドバイスもできますので、気軽にコメントしてください。

それでは楽しい日本酒ライフを!

 

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B.C